OMJOOSOO

かみねんどで陶器のような平面作品をつくる現代美術作家オムチュスの日々のつぶやき。

作家として生きる

私は去年末に丸6年ほど働いた仕事を辞めた。

それからバタバタと仙台に本格的に引っ越して、そろそろ落ち着いてきたので仙台で仕事を探している。

正直キャリアなんて立派なモノがない私にできる仕事は限られているけど、選ばなければ何でもできるし、ギリギリでも食べて行ける。

 

でも、気がつけば毎日求人情報を見ていた私は、”作家として食って行くんだという覚悟がない”という事に今しがた気がついてしまった。

 

今まで解っていると思っていたことが解っていなかったらしい。

 

東京では自分の人生にそれまでなかった青春に近いような時間を楽しんで、そこそこ良い時給をもらい、自由に働き、自由に制作し、とことん自由に生きて来たけど、年齢的にも危機感は募るばかりでこのままでは未来はないと思った。

だから私はコロナという状況にも背中を押されるように、このタイミングで環境を変えることに決めた。

 

私の持つ危機感っていうのは、今だに宙ぶらりんな自分に対してだ。

 

20代後半までの自分の生き方はあまりにも不器用で、"生きてない"ような生き方をしていた気がしてならない分、30代は自分を甘やかした。

 

それなりに楽しい毎日を生きて、気がつけばもう30代も終わろうとしている。

だからといってこのまま世間体を気にして、中途半端に仕事をするのはもっと情けない。

 

だから私は決めた。

 

「無理」だとか「不可能に近い」とか、そんなこと考えて立ち止まるより、理想に近づくために何でもやろうと思う。

 

私は作家として生きて行きたいというのが、本音みたいだから。

 

今さら感はすごいけど、この道だけでもっともっと自分の可能性を広げて行きたい。

 

昔、「いつも悩みなんてなくヘラヘラ笑ってる」と他人に言われたことがあったけど、これからもヘラヘラ笑いながら、やりたいことをクソ真面目に、とことん悩み抜きながらやって行こうと思う。

 

そんなことを感じた夜でした。

 

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 ※ロンドンのウエストミンスター寺院の前で。2017年。